ペット用の鹿肉・猪肉について

2018/05/08

ペット用の鹿肉・猪肉について

先日サービスインした「ペットさん定期便」に合わせ、スポット購入可能なペット用商品の販売を開始しました。

 

双方ともに、人間の衛生基準に則った野生鳥獣解体処理施設(保健所の営業許可証取得済み)にて解体処理されたもので、人が食べても衛生的には問題ありません。とはいえ、硬かったり捕獲時の打撲があったりなど、人間用に出荷されているものに比べて品質が大きく落ちる(硬い、匂いが強い etc..)ため、ペット用途という前提での出荷となります。

「良いとは聞いているけど試したことがない・・」「鹿が良いか猪が良いか迷っている」といった飼い主の方、ぜひ一度お試しください。

もしも飼い犬に合うようであれば、リーズナブルな定期便に切り替えることで持続可能な「ペットの無添加ライフ」がスタート。

ペットさん定期便: https://teiki.fore-ma.com/pet/

ご不明な点はお気軽にご連絡ください。

ペットさん定期便

ペット用ジビエが求められる背景

高知県産の鹿肉

近年のペットの長寿命化に伴い、従来は存在しなかった健康問題が表面化しています。運動や住環境はもちろんですが、多くのペットオーナーたちが注目しているのが食生活。ペット先進国のアメリカではオーガニックのペットフード市場が加熱しており、健康志向・無添加食の需要が急速に高まっています。

同じ傾向は日本でも見られ、無添加のお肉として馬肉、そして近年では鹿肉が食べられるようになっています。鹿肉は高タンパク低カロリー、豊富な鉄分とミネラル、酵素など、人間のアスリートにとっても有益な優良食材。もちろん犬にとってもこの上ないご馳走です。しかも野生動物なので成長促進剤や人工飼料とは無縁の無添加なもの。

これは鹿に限らず猪も同様で、猪は特に大型犬に好まれる傾向があると言われますが実際には小型犬からも好まれているお肉です。

猪と鹿は、お肉の成分も異なるため栄養素も当然異なるのですが、猪の場合はイミダペプチド(長寿の秘訣 カルノシン)を多く含む、鹿肉とはまた違った角度の良さがあります。

参考記事:猪肉は美容食

ペットが鹿・猪を食べるのは自然界の摂理

鹿の切り落としとスネ肉

多くの日本人にとっては、鹿や猪は馴染みが少なく、ゲテモノと考えている人も少なくありません。が、自然界においては、鹿・猪の点滴は狼、すなわち犬です。狼と犬が別々に分かれたのは15,000年〜20,000年ほど前と言われており、進化の歴史というスケールにおいてはつい最近のこと。

犬が鹿・猪を食べるのは当然であり、犬の体も鹿や猪を食べるように進化してきたのが本当のところ。人間においても同様で、古代の日本では主要な食肉は鹿でした。よって装飾品は鹿の角や骨、衣服は鹿の皮だったわけです。

そんな鹿肉・そして猪肉を食べることは自然界の摂理そのもの。害獣駆除でむやみに殺されてしまった野生動物を食材として活用するという点においても、非常に有益なことではないでしょうか? (捨てれば殺生・食べれば山の恵み)

ウイルスや寄生虫は大丈夫か?

ペットに鹿や猪を与える際、生肉か加熱かで論争になることがあります。鹿・猪は野生動物なので、リスクはあるかと聞かれれば「ある」という答えになります。つまり自然のままの無添加とはそういう事です。

業務用冷凍庫では寄生虫の卵は死ぬとされていますが、-21度の冷凍庫と-30度、-40度と比較した確かな実験データがないため、あらゆる場合で死滅するのかどうかの確約はできません。

また、ウイルスにおいては永久凍土下でも生き延びているもので、これのリスクをゼロにするには加熱しかありません。鹿肉は野生動物の中でも菌やウイルスがもっとも少ない部類と言われますが、相対的なものであり、ゼロという意味ではありません。

よって、「鹿・猪は必ず加熱して与えましょう」となってしまうのですが、実際にはそうとも断言できません。むしろ大型犬愛好家をはじめ、「犬には絶対生肉!」といっている人たちは多く、事実「生肉を与え始めてから体調/毛並みがとてもよくなった」という声はしばしば耳にします。

そういう生肉派のオーナーたちは鹿や猪においても生肉で与えることが多いようです。もちろんリスクは承知の上で、それでもなま肉に含まれる酵素によるメリット、生肉だけがもつ本来の価値に重きを置いているのだと思われます。

これも自然界の話になるのですが、元気な個体はウイルスや寄生虫にはまず負けないので、生肉でガシガシ体を作っていくという考えも一理あります。逆に老犬などはリスクに負けてしまい、淘汰されるというのが健全な生態系の仕組み。

よって犬の年齢や体調によって使い分けるのが良いのかもしれません。この頃ではフードアドバイザーのような専門家たちも少しずつ増え、そういったプロや獣医さんのアドバイスに沿って調整していくのが安全なのだと思います。

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