ツキノワグマの在庫について

2018/07/15

ツキノワグマの在庫について

【ツキノワグマ】🐻
業務用のForema Pro 限定ではありますが、ツキノワグマの在庫が少量発生しています。岐阜県産です。

https://pro.fore-ma.com

Forema本社のある広島エリアをはじめとする中国山地や、海を挟んだ四国エリアでは、ツキノワグマは丁重に保護されています(絶滅のおそれのある地域個体群に指定されているため)。また九州では形式上は絶滅されたとされています。

一方で個体が増えている地域も多くあります。例えば震災で人が減った東北地方の太平洋側などはその典型。中国山地でも保護が成功したおかげで個体数は十分に増えたという声もあります。

そんな中、岐阜県においては、ツキノワグマは従来から「安定存続地域個体群」とされており県のレッドリストにも含まれていません。よって人身被害の防止のため、また農林被害抑止、地域個体群の長期的維持といった目的で少量の駆除・狩猟が認められています。

少し前の数値ですが、平成27年度においては狩猟捕獲が44頭、有害捕獲が109頭の計153頭が捕獲されています(それでも生息個体数は増加傾向)。そうしたお肉の一部が時々市場に出回るわけで、今回もそういう流れの一環と言えます。

「ツキノワグマを殺すのはけしからん!」 という声もあろうかと思います。広島でも西中国山地の個体群が絶滅しかけた過去があるため、そういう気持ちはとても理解できます。一方で、岐阜県で安定した個体群が生息できているのはブナ、ミズナラ等の広葉樹林が豊かで十分な個体数を養うだけの地力があるから。

逆に言えば、ツキノワグマが増えていない地域はそういった部分での自然界の脆弱さ(人工林が多すぎるなど)があり、それこそが問題の本質であると言えます。

こういった背景のあるツキノワグマのお肉。珍味とかゲテモノとかの好奇心ではなく、日本古来からの山の豊かさの象徴として味わっていただくことはそれなりに有意義なのではないかと感じます。

というわけで、ご興味のある飲食店の方はForema Pro でご購入もしくはメッセージなどでご連絡ください。

(参考記事:ツキノワグマについて)